#2 人は、常に自分が使いやすい筋肉を使う!!関節トレーニングでバランスをとりましょう!!
実は、誰でも自分にとって使いやすい筋肉ばかりを使う傾向があるということをご存じですか?
わたしたちは、普段、自分のカラダの筋肉をまんべんなく起動させてつかっていると思っていると思いますが、そんなことは、ありません。
例えば、ケガや手術をきっかけにして、歩き方が変わってしまう場合もあります。
そして、その歩き方が定着化してしまうことで、捻れや歪みがカラダに起こり、関節の不具合を起こすこともあるんですね。
また、スポーツも同様で、使いやすい筋肉ばかりを使うようになるとします。
使われてばかりいる筋肉(ガンバリ筋)とあまり使われない筋肉(サボり筋)の差が大きくなるにつれて、関節に負荷がかかってきてます。
さらに、通常、あまり使わなくてもよい筋肉(代替動作)を使うようになり、関節に捻れが起こるようになります。
それが限界を超えると関節に炎症が起ってくるのです。
これは、実際にあった話ですが、70歳過ぎの横浜からサロンに通ってくださっている女性が、健康のためにカーブスに通うようになりました。
最初の6か月は、とても、カラダが快適で、調子もよく、当サロンには、カラダのメンテナンスで月1回通ってくださっていたのです。
ところが、半年過ぎたところで、
「先生、膝が痛くなっちゃって、水が溜まってきたのか、膝を曲げるとここが膨らむんです。」
と膝を私に見せながら、相談してきたのですね。
ひとまず、カーブスはお休みにしていただき、週1回の整体に通っていただくことにしました。
運動もしなくなり、膝関節に余分な負荷もかからなくなり、整体にもまじめに通っていただいたお蔭で、水が溜まっていたような腫れも引いて、また、快適な膝になっていきました。
これは、私が、関節トレーニングのインストラクターとして実際に活動する前の話です。ちょうど、習っている最中くらいの話でした。
やはり、使いやすい筋肉(ガンバリ筋)とあまり使われていない筋肉(サボり筋)の差が大きくなってしまい、膝に負担がかかったのだろうと思います。
私的には、このお客様にこのまま関節トレーニングを薦めたかったのですが、あいにく、ご主人さまが、ご病気で手術をされることになり、いったん、サロンに来店されるのは、お休みになってしまいました。
そして、そのままコロナ禍になってしまいました。
カーブスに通うことは、私は、良いことだと思います。
ただ、やはり、使いやすい筋肉と使われない筋肉の差がどうしても出てしまうとせっかく運動しているのに関節に不具合が起ってくる可能性はあるのだろうと思っています。
関節トレーニングは、こういった運動をさらに快適に行うための土台となるトレーニングです。
土台を整えてから、様々なスポーツや運動などにトライしていただいたら、こういった不具合が起らないだろうと思っています。
高齢化社会となり、死ぬまで元気にカラダを動かしていたいですよね。
特に筋肉は、骨を支えていますから、筋肉ってとっても大切なんですね。
更年期を過ぎると、骨も影響がありますが、筋肉も落ちやすくなってきます。
いろんなスポーツや運動をやって、いつまでも若々しいカラダでいたいものですよね。
・テニス
・ゴルフ
・卓球
・フラダンス
・カーブス
・ジム
・ピラティス
・その他
などなど、お体の土台の為の関節を守るトレーニングとして
関節トレーニングをぜひ、活用してみてくださいね。